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2016年12月16日

真っ白い歯とキレイに見える歯

話をしたり、物を食べたりするたびに動く口は、顔の中でも注目を浴びやすいパーツです。そのためか、お口に自信が持てないと自分自身に自信を持てなくなってしまうことさえあります。


今回は、そんなお口の見た目を左右する、歯の色をテーマにお話ししたいと思います。


キレイな歯といえば、白い歯。もっと具体的に言うと、透明感があって、色が均一で...となります。さて、今回テーマとなっている歯の色。クラウンや義歯作成の際に、白い歯を希望されることがあります。


実は、この白って難しい色なのです。というのも、お部屋の壁紙も歯も、ノートもみんな白ですね。何色?ときくと、みなさん白って答えます。しかし、実際並べてみると黄みを帯びていたり、グレーがかっていたりとさまざまであることが分かります。


純白、オフホワイト、乳白色、アイボリーなど白系統の色の名前はいくつもありますが、他と比べて初めて差が分かるのであって、単体で見ると多くの場合「白」に見えてしまいます。
ご経験があれば、ウエディングドレスを選んだ時を思い出してください。1着だけで見ると白いドレスでも、何着も並べてみると意外と差があることに驚かされます。


歯の色もこれと同じです。他の人と歯を並べて比べることは無理なので、お互いの歯の色をはっきり確認することはできませんが、歯科治療で用いるシェードガイドを使用するとその差を感じることができます。


シェードガイドとは、クラウンなどを作成する際に参考にする色見本のこと。患者さまが目にする機会は少ないと思いますが、多くの物は15以上の色見本がついています。ちょっと赤みがかったもの、黄みがかったもの、灰色がかったもの、それぞれの中で色味の弱いものから強いものといった具合です。

この中から多くの方が希望する真っ白いものを選んでしまうと、ほとんどの場合既存の歯と色の差が生まれ、見た目が悪くなってしまいます。日本人は、4段階・5段階色の強さがある中で、明るい方から数えて3番目くらいが平均的。つまり、どちらかというと色味がやや強いのが平均的なのですね。

よって、ホワイトニングのように全ての歯の色を白くするのでなければ、既存の歯に合わせた色味がやや強い色の方が、お口にぴったり合いキレイに見える色ということになります。歯科スタッフは、これを知ったうえで、一人一人に合った色を選びます。ご不安な点は、スタッフまでおたずねくださいね。

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